私立小学校の学費が払えない時に親御さんがすべきことを3つご紹介!
また、お子さんが私立小学校に通っている親御さんからのアドバイスもご紹介しています。
どうしよう…私立小学校の学費が払えない…
子供にはいい環境で勉強してほしいと私立小学校へ入学させたものの、様々な理由で学費が払えなくなったというご家庭が増えているようです。
この記事では私立小学校の学費が払えない時に、親御さんがすべきことを3つのご紹介しています。
実際にお子さんが私立小学校に通っている親御さんからも、アドバイスを頂いています。
是非ご参考になさって下さいね。
私立小学校の学費が払えない時に親御さんがすべきこと3選
私立小学校の学費が払えない時に親御さんがすべきことはこちらの3つです。
順番に説明していますね。
固定費を見直す
私立小学校の学費が払えない時にすべきことの1つめは、家計の固定費を見直すことです。
「な〜んだ!そんなことか…」
と思われたあなた!ご家庭は家計の見直し、本当に出来てますか?
平成30年度子供の学習費調査調べによると、お子さんを私立小学校に通わせた場合、学校教育費だけで年間100万円近くの支出がかかってきます。
もし旦那さんがサラリーマンをされているご家庭なら、収入は一気に上がりませんよね。
そうなると支出を削減するしかないわけです。
持ち家をお持ちのご家庭は住宅ローンの借り換えを、生命保険を何社も契約しているのであれば保険の見直しを、大手キャリア(ソフトバンク・ドコモ・au)の携帯電話を使っているのなら格安携帯(楽天モバイル・UQモバイル・Yモバイル等)に見直しをご検討下さい。
それだけで月に2~3万の支出を削減できますよ。
うちも携帯をソフトバンクから楽天モバイルに変えて、2台で月に8000円安くなったね
住宅ローンの見直しもしていかなくちゃ!
支援制度を利用する
私立小学校の学費が払えない時にすべきことの2つめは、支援制度の利用です。
「そんな制度あるの!?」
と思われたあなた。そう!あるんです!
「私立小中学校等就学支援補助金」という支援制度なのですが、年間の授業料を最大10万円国が支援してくれるんですね。
ただこの制度はいくつか制約があります。
制約内容は、
- 世帯年収が400万円未満のご家庭
- 7月1日現在で私立小学校に在籍している
- 文部科学省が実施する調査に協力する
などなど…。
支援制度があるにはあるんですが、世帯年収がひっかかるところですよね。
私立小学校を受験するご家庭で年収400万未満のご家庭か〜…
正直あまりいないんじゃないかと感じてしまうわよね…
公立小学校に転校する
私立小学校の学費が払えない時にすべきことの3つめは、公立小学校に転校することです。
すべきことというより、せざるを得ないと言ったほうが適切かもしれません。
でも決して後ろ向きな選択ではなく、前向きな選択として捉えてみてはいかがでしょうか。
私立の小学校はたしかに素晴らしい勉強環境が揃っており、クラスメイトや親御さんも知的で素敵な方が多いと思われます。
でも学費のことがきっかけで、家庭内がギスギスしてしまう可能性も0ではありませんよね。
学費を稼ごうと旦那さんが遅くまでお仕事をしたり、奥さんがパートの掛け持ちをして家族との時間を持てないなど、そちらの方が子供には悪影響が出るのではないでしょうか。
無理をして私立の学校に通わすなら、中学・高校からでも遅くはない!…のでは?(^^;
なぁ〜んて、子供を私立の小学校に通わせていない僕が言っても説得力はないか!
まぁでも子を持つ親としての意見ならアリなんじゃないかしら
私立小学校から公立小学校への転校について
先程ご紹介した私立小学校から公立小学校への転校について、転校に必要な書類と転校手続きの手順、転校する際の注意点についてお話しします。
転校に必要な書類と手順
転校には今通っている私立小学校から発行してもらった「在学証明書」が必要となります。
手続きの手順ですが、現在通っている私立小学校に転校する旨を伝え、「在学証明書」を発行してもらいます。
発行してもらったら、今お住まいの市区町村の教育委員会の指示にしたがって手続きを進めていきましょう(教育委員会によって手続き方法が変わるようです)
その際、転校手続きにかかる期間も確認しておくと、その後の行動予定が組みやすいです。
教育委員会なんて連絡したこともないな…
「お住まいの市区町村名 教育委員会」
で検索すればでてくるわよ
転校する際の注意点
私立小学校から公立小学校に転校にする際、注意しておくべきことがあります。
それは転校するタイミング・各種手続き・学用品の用意です。
転校するタイミング
転校するタイミングは、子供のことを考えて年度初めか学期初めが理想です。
子供にとって転校は大きなストレスになりますよね。
見知らぬ学校に見知らぬ子供達。
明るく人見知りをしない子供ならすぐに輪の中に溶け込めるでしょうが、人見知りの子供にとっては苦行以外の何物でもありません。
ましてや学期途中に転校となれば、学校のイベント事があっても馴染むことができず一人ぼっち…なんて可能性も0じゃありませんよね。
私立小学校の学費が払えないというのは、今日明日のタイミングで分かる訳ではないと思います。
ならば子供の事を第一に考え、子供にとっていいタイミングで転校できるよう努めてあげて下さいね。
各種手続きや学用品の用意
もし転校となった場合、上述したように通っていた私立小学校から在学証明書を発行してもらう必要があります。
ただ、この在学証明書も学校によってはかなりの時間がかかってしまうことがあるようですので、やむなく転校することが決まったら早めに手続きも進めていきましょう。
あと、転校する先の学用品なども早めの準備が必要です。
公立小学校に通う私の娘も、制服や体操服で1か月ほどかかりました。
問題ないとは思いますが、私立小学校で使用していた文房具や上履きなどもそのまま使用可能か、事前に確認しておくようにしましょう。
転校するって子供にとってはすごいストレスになるもんね
学費が払えないのは、このご時世仕方のない部分があるけど
転校のタイミングだけは親がちゃんと考慮してあげないとね
私立小学校のお子さんをお持ちの親御さんからアドバイス
この記事を書くにあたり、実際に私立小学校のお子さんがいらっしゃる親御さんにアンケートを募集しました。
結果9人の方から回答をいただくことができましたので発表させていただきます^^
ちなみに質問内容は以下の7つです。
- お住まい地域・世帯年収・お子さんの年齢
- 私立小学校で必要な入学準備金と簡単な内訳
- 私立小学校で必要な学費と簡単な内訳
- 私立小学校に通わせていて良かった点・悪かった点
- 入学するまで知らなかった「こんな事にもお金がかかるんだ」
- 私立小学校に通わすのに必要な世帯年収はいくらだと思う?
- 私立小学校の学費が払えない親御さんにアドバイス
私立小学校に通わすには
世帯年収が500~600万円以上が目安になりそうだね
保護者同士のお付き合いも大変そう…
でも先生の細かい配慮は親も安心でしょうね
私立小学校の学費が払えない時にすべきこと3選まとめ
いかがでしたか?
今回、私立小学校の学費が払えない時にすべきこと3選についてお話させていただきました。
学費が払えない時にすべきことをまとめると、
- 住宅ローンや保険の見直し、格安携帯に乗換えるなどの「固定費見直し」
- 世帯年収400万円未満のご家庭なら「支援制度の利用」
- どうしても学費が払えなくなった場合は「公立小学校への転校」
ということが分かりました。
このご時世、学費が払えなくなってしまうのは仕方ない部分もあると思います。
まずはお子さんのことを最優先に考え、お子さんにとってベストな選択肢を選んであげて下さいね。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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